セレクトショップ「Quorinest(クオリネスト)」でも人気の、日本のレザーバッグブランド〈REN〉。2月からは春夏の新作が並び始め、あわせて神宮前店の3Fラウンジではレザータッセルチャームのワークショップを開催します。そこで、今回は蔵前にある〈REN〉のアトリエ兼ショップを訪れ、ブランドや今回の新作について話を伺ってきました。
Photo: oshio kentaro

新しいお店がオープンし、近年話題の台東区・蔵前。昔から部材やパーツの卸問屋が多く、ものづくりにも縁深いこの地に〈REN〉のアトリエ兼ショップはあります。今回は代表でデザイナーの柳本大さんに、クオリネストのサブマネージャー・出口が話を伺いました。

〈REN〉の代表・柳本さん(右)とクオリネストの出口。

――クオリネストは“経験したことのない新たな快適”がテーマのセレクトショップですが、〈REN〉のバッグはレザー素材なのに「こんなに軽い!」というのは驚きでした。そもそもどのようにブランドは始まったのですか?

柳本さん:ブランドは2005年から始まりましたが、学生の頃は洋服を作っていました。学生時代に、洋服を作るための生地を買いに日暮里へ出かけ時に、初めて革屋さんにも入ったのですが、そこで触れた革には生々しいキズや個体差があり、素材が“生きている”感じがしました。その時に革が面白いと思ったのがそもそものきっかけです。でも、革ジャンや革パンを作りたいとは思いませんでしたし、革を扱うなら靴かバッグとなり、バッグメーカーに勤めた後、独立して〈REN〉を始めました。

〈REN〉オリジナルピッグスキン「HALLIE」を使った春夏の新作。

――〈REN〉はシンプルなデザインなので素材が際立ち、また淡いカラーも魅力的で、洋服にもとても合わせやすいと思います。

柳本さん:〈REN〉のバッグには、装飾をできるだけ省いたデザインということが軸にあります。また、“革が好き”というのが私のベースにあるので、常に素材ありきなんです。〈REN〉でも多く使われている豚の革(ピッグスキン)は、薄くて丈夫。だからバッグも軽くなります。でも、もともとキズが多い革で、毛穴が目立ち、加工も手が掛かるため表地として使われることが少ない革でした。私たちの場合は、加工や染色を請け負うタンナーがとても巧いのでこうした課題をクリアすることができ、ひとつの工場で裁断から縫製、箔押しなどの工程を行っているので品質管理も十分に気を配れています。こうした生産体制でなければ扱うのが難しい革ですが、だからこそどこでも作れるバッグではないと思います。時にはやめたくなることもありますが(笑)。日本は食肉として豚の生産が盛んですが、革は使われないので輸出されてしまうことが多いようです。地産地消ではないですが、ピッグスキンは〈REN〉のバッグ作りの上で大きなこだわりにもなっています。

豚革とは異なる質感のオリジナルゴートレザー「BARE」を使ったバッグ。
店内には財布やポーチなどの小物も充実。〈ロレール〉のベレーとも好相性。

――スタッフにもピッグスキンのバッグは愛用者が多いのですが、日々のお手入れや使い方のアドバイスなどあれば教えて下さい。

柳本さん:特別なケアは必要ないのですが、防水スプレーはおすすめですね。ただ、ピッグスキンは乱雑に扱ってしまうと汚れてしまうので、雨の日や重たいものを入れるのは避けるなど気遣って頂くと、時間の経過とともに変化し、味が出てくるバッグだと思います。色も変わってきますし、全体的にツヤも出てきますから、そうして愛着のあるバッグにしてもらえるとうれしいですね。

――2月にはクオリネストにも〈REN〉の新作が入荷し、ワークショップも開催されるので、どちらも今から楽しみです。今日はありがとうございました。

出口着用の一足

~〈REN〉の2018年春夏モデル~

2月15日からクオリネストには〈REN〉の春夏の新作バッグが並びます。ここではクオリネストのラインアップの中から一部をご紹介。詳しくは店頭でご覧下さい。

01:ハリー・ランチバッグM(sorairo/ソライロ)

春夏の新色「ソライロ」がきれいな〈REN〉の定番モデル。デザインはシンプルですが、強度に優れ、持ち手部分は4つ折りにした革を採用。ステッチの入れ方など細部にこだわりが詰まっています。

02:ハリー・サークルショルダーセパレート(sorairo/ソライロ)

丸みのあるデザインが可愛いショルダーバッグ。切り離されたデザインのショルダーは、結び目を自分でアレンジでき、長さが調節できるのでワンショルダーとしても使用できます。

03:ハリー・キャニスターボトル(black)

人気の高い丸底の巾着タイプ。長財布や携帯電話、化粧ポーチが収まるサイズ感は、近場のお出かけなどに便利です。紐を調節して短くして持つのも、斜めがけにするのも、どちらも可愛いです。


~REN Workshop @ Quorinest~

2月17日(土)「クオリネスト神宮前」にて、〈REN〉のアトリエよりスタッフの方をお招きし、レザータッセルチャームのワークショップを開催します。

バッグの生産過程で生じるハギレを利用したタッセルは、キーホルダーとして使えるほか、〈REN〉のバッグにつけるととても素敵なアクセントになります。大きさやデザインは自由にお考え頂き、タッセルに加えて4つ編み紐もお作り頂けます。

開催日時:2018年2月17日(土) ①13:00〜14:30 ②15:30〜17:00 1日2回開催
開催店舗:クオリネスト神宮前 3階ラウンジ
参加費 :3,000円(税抜)
定員  :各回5名
お申し込み方法:クオリネスト神宮前店頭、またはお電話(03-6451-1458)にて承っております。
持ち物:エプロン着用、または汚れても良い服装でお越しください。

SHOP INFORMATION

SHOP INFORMATION
REN蔵前店
〒111-0051東京都台東区蔵前4-13-4 1F
営業時間:火曜〜金曜・日曜・祝日 12:00-18:00/土曜 12:00-19:00(月曜休 ※祝日の場合は営業)
URL: http://ren-webshop.com/