素材にこだわり、コンテンポラリーなデザインを発表するオーストラリアのブランド〈グッドストゥディオス〉。1840年に創業し、フランス・バスク地方で唯一現存するベレーブランド〈ロレール〉。それぞれ上質なウールやきれいな色使いが特徴的ですが、今回はこの2つのブランドを知り尽くす「クオリネスト」のショップスタッフがおすすめの秋冬コーディネートをご紹介します。
Photo: kentaro oshio Hair & Make: hiroko Model: sophie igarashi
秋冬シーズンのキーワードでもある「トラッド」なコーディネートは、オンオフ問わず様々なシーンで活躍します。鮮やかなレッドと首まわりのリブが特徴的なクルーネックのニットは、シルエットのきれいなグレーのパンツとのコンビが◎。トラッドな気分を高めるベレーは、どんな色合わせにも馴染む万能カラーで秋らしさも演出しています。
柔らかな着心地のクルーネックのニットはシャツを合わせて女性らしさをプラスし、袴を思わせるワイドなウールパンツで、今年らしいゆったりとしたシルエットに。ソックス含め少しだけ覗く白がアクセントです。ニットと同系色で揃えたベレーは、ラメが施された〈ロレール〉のラグジュアリーコレクション。ラメの輝きがスタイリングを華やかに彩ります。
秋冬のトレンドカラー「ボルドー」のウールスカートを主役にしたコーディネートです。胸元の深いスリットがエレガントなチュニックは敢えてインすることで、すっきりと縦長のIラインを意識しました。白いベレーは甘くなりすぎ……と思われがちですが、シンプルなスタイルに取り入れると、女性らしさと上品さをプラスでき、世代を問わず使えるアイテムです。
トップスとボトムスはモノトーンで揃え、ベレーやストール、ソックスといった小物で差し色を効かせています。ゆったりとしたデザインで、ボリュームのあるボンバーカーディガンには細身のパンツを合わせ、上下のバランスを意識しました。秋冬の重く、暗くなりがちなコーディネートに、カラーバリエーション豊富なベレーはアクセントとして重宝します。
マンダリンカラー（立ち襟）のマニッシュなウールシャツに、太めのワイドパンツを合わせ、“きっちり”と“リラックス”を兼ね揃えたコーディネート。ボタンとソックスの白が差し色となり、統一感も。ベレーは、被るだけで女性らしさが増し、全体の雰囲気を和らげることもできるので、困った時のお助けアイテムです。マニッシュな雰囲気に敢えてのピンクがポイント。
＜hat＞
＜shirt＞
＜bottoms＞
＜shoes＞
さりげない裾の広がりが柔らかな印象を与えるウールのチュニックに、ボトムスはタイトなスカートでコンパクトにまとめ、ネイビーのセットアップに。膝上丈のスカートにトラディショナルなデザインのブーツも映えます。カシミア素材のしなやかなベレーは深みのあるレッドを選び、ネイビーとのコントラストでメリハリもつき、おしゃれ度もアップします！
1840年創業のバスクベレーブランド「ロレール」は、フランス・バスク地方で唯一現 存するブランドとして、今でも特別な技術を持ったフランス職人の手によって高品質 なバスクベレー帽をつくり続けています。
商品一覧を見る >>
「グッドストゥディオス」は麻素材に拘り、環境に配慮したコンテンポラリーなデザイ ンを提案する服飾ブランドで2012年に設立され、オーストラリア・アデレードを拠点にシンプルで飽きのこないコレクションを展開しています。
商品一覧を見る >>▼こちらの特集もおすすめ！
ブランド設立の歴史から、デザインについてまで幅広くご紹介
