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MY TIMELESS FOOTWEAR|私が選んだ、タイムレスな名品

元アスリートや現役バレエダンサーからみた、
足から整える「身体の健康」

トレンドに流されない、長く愛用できる、本当にいいものだけを選ぶには。今回は、ビルケンシュトックのフットウェアを愛用する、2名のプロフェッショナルが登場。足や身体のバランスを重要視する彼らだからこそわかる、履き続けることで健康を保つ一助にもなるような、タイムレスなフットウェアの魅力を語っていただきました。

Hinako Takahashi

#1 Shingo Akimoto
プロスプリントコーチ

秋本真吾/1982年生まれ、福島県出身。2012年まで400m ハードルのプロ陸上選手として活躍。200mハードルのアジア最高記録、日本最高記録、学生最高記録を樹立(当時)。オリンピック強化指定選手にも選出。100mのベストタイムは10秒44。引退後はスプリントコーチとしてプロ野球チーム、サッカー日本代表選手、Jリーグ選手、なでしこジャパン選手、アメリカンフットボール、ラグビーなど500名以上のプロスポーツ選手に走り方を指導。日本全国の小中学校でかけっこ教室を開催。これまで7万人以上の子どもたちへ走り方を指導している。

「本来の足の形に戻すことによって、ケガをしにくい足にすることができます」

ーーー 秋本さんは、現在は現役選手ではなく、プロスポーツ選手や子供たちへ、走り方の指導をしていますね。普段から身体に対してなにか気を付けていることはありますか︖

毎日しっかり運動はできているので、昔ほど自分自身に気を付けていることはそんなにないですね。ただ、現役とちがって今はコーチ業なので、特に子供たちのお手本になれるように、というところは日々気を付けています。腕の振り方、足のあげ方、姿勢など、僕自身ができていないと説得力がないので。その指導を活かして、子供たちがいい記録を出せたり、スポーツ選手たちが活躍したりすると、自分のことのようにうれしくなります。今の仕事の醍醐味ですね。

  • 陸上画像
  • 陸上画像

ーーー 「 姿勢を整える」という点ではビルケンシュトックをぜひおすすめしたいですが、秋本さんはすでに昔履いた経験があるそうですね。秋本さんとビルケンシュトックの出会いを教えてください。

元々ビルケンシュトックを知っていたわけではなくて、好きなブランドとコラボしていたので、それで購入しました。スウェードの「アリゾナ」だったんですが、黒のシンプルなデザインで、けっこう気に入ってましたね。モノトーン系のアイテムが好きで、自分のファッションに合うから、という理由で選んだので、機能性もしっかりしているなんてその時は知りませんでした。

ーーー 出会いは、ファッション面で気に入ったから、ということですね。実際に履いてみて、印象は変わりましたか︖

最初は履いた時、固さにおどろいたんですけど、むしろその固さがここちよくて。リカバリーサンダルはいろんなブランドを試していましたが、やわらか過ぎるものがほとんだったので、逆に固いのにしっかり足にフィットするのは珍しいと思いました。それと、アーチのサポートがしっかりされていて、とても安定感があります。陸上競技って、普段の歩行と比べて地面とふれあう時の衝撃がとても大きいので、足の裏のアーチがだんだんなくなっていくこともあるんですよ。

  • Hinako Takahashi
  • Hinako Takahashi

ーーー アーチがなくなってしまうなんてことがあるんですね。

実際に、僕もアーチが全然ないんです。だから、この「アリゾナ」を履いた時に、すごく気持ちいいと感じました。ただ、「気持ちいい」と感じてる時点で、健康な足ではないということになってしまうんですけど(苦笑)ビルケンシュトックで足の裏のアーチを押し上げて、本来の足の形に戻すことによって、ケガをしにくい足にすることができます。アーチがない人は、竹踏みをしたりゴルフボールでゴロゴロしてほぐしたりする必要があるんですが、ビルケンシュトックは履くだけだから、簡単に誰でも試せますね。これは、スポーツをやっている人だけでなく、すべての人に体感してほしいです。

ーーー 出会った当時履いていたサンダルも、いま履いているサンダルも「アリゾナ」ですが、どんな印象がありますか︖

形が良いですよね。シンプルで無駄のないデザインなので、トレンドに関係なくどんな服にも合わせやすいです。昔持っていたときは、当然のように素足履きしていたんですけど、最近はソックス合わせもいいなあと思ったので、今日は白ソックスを選んでみました。いま履いているこの「アリゾナ」は、コルク以外が全て黒というのも、大人な雰囲気でいいですね。おしゃれなだけでなく、足にもいい。今後も長く使えそうです。

  • ホワイトとブラックを交互に組み合わせた、春らしいスポーティなモノトーンカジュアルスタイル。9 分丈のパンツで足首をすっきりと見せて、軽やかな印象に。

    ARIZONA / アリゾナ
    ビルコフローブラック  ¥13,200(税込)
Hinako Takahashi Quorinest 東京ミッドタウン日比谷

#2 Mizuka Ueno
東京バレエ団プリンシパルダンサー

上野水香/神奈川県出身。5歳よりバレエを始め、1993 年ローザンヌ国際バレエコンクールでスカラシップ賞を受賞した後、モナコのプリンセス・グレース・クラシック・ダンス・アカデミーに留学、首席で卒業。
97年『くるみ割り人形』の金平糖の精役で主役デビューを果たす。2004 年東京バレエ団にプリンシパルとして入団。故モーリス・ベジャールに直接指導を受け、故ジョルジュ・ドン、シルヴィ・ギエムらとともに『ボレロ』を踊ることを許された世界でも数少ないダンサーの一人となる。

「足の健康は、身体全体の健康にもつながります」

ーーー 上野さんはプリンシパルダンサーですが、本当に選ばれた人しかなれないポジションですよね。
トップレベルの表現をしていくために、なにか身体づくりで気を付けていることはありますか︖

バレエって、アスリート的なたくましさと、表現者としての美しさ、どちらも必要なんですよね。筋肉をつけすぎてもいけないし、ただ細く痩せればいいというわけでない。つけるところはつけて、締めるところは締める、というのを意識しています。
食事制限という面では、鶏むね肉、卵、お豆腐はよく食べます。たんぱく質やビタミンはしっかり採るのが大事ですね。ただ、我慢しすぎもよくないので、シュガーレスのチョコも食べます。本当は甘いものがだいすきで…︕

ーーー がんばるためには、ご褒美は大事ですね。

頭を活性化させるためにも、お砂糖ありのものも食べます。新しいフリを覚えたり、リハーサルでいつも以上の集中力が必要なときは、脳に糖分が必要ですからね。
あとは、身体づくりという意味では、ジムに通って体幹を鍛えたりはします。

  • バレー置物
  • Mizuka Ueno

ーーー 普段の生活からも、バレエのために気を付けることがたくさんあるんですね。
そうなると、身に着けるものにもなにかこだわりはありますか︖

身体が冷えるといい踊りができないので、あたためるアイテムは必須ですね。
冬はレッグカバーやブーティで足先をあたためて、常に血流がいい状態を保つようにしています。

ーーー ビルケンシュトックのフットウェアは、足の自然な動きをサポートするので、バレエのための身体づくりにも役立ちそうですね。

そうですね、まるで指圧をされているような、つちふまずのあたりからぐっと持ち上げて、支えてくれるような感覚が好きです。バレエで絞めつけられた足を、ニュートラルな状態に戻してくれるので、レッスンの合間や移動中なんかに使えますね。ホームシューズの「ダボス」も家で履いていますが、足先を開放できるのでとてもリラックスできます。足の健康は身体全体の健康にもつながりますし、これからもたくさん履きたいと思います。

  • Mizuka Ueno
  • Mizuka Ueno

ーーー ビルケンシュトックの代表的なモデル「アリゾナ」の、今シーズンの新作カラーを履いていただきましたが、いかがですか︖

このスモーキーなカラーリングが、かわいいですよね。アッパーに3 色も使っているのに、全然しつこさがないです。
パキッとした蛍光ピンクのネイルが、ちょうどいい感じに合いました。
あたたかくなってきたら、白Tシャツにデニムのようなシンプルなファッションに、サンダルを主役にして合わせたいですね。

  • 足先を開放させるサンダルで、ワンピースのレイヤードスタイルもリラクシングなムードに。全身をペールトーンでシンプルにまとめると好印象です。

    ARIZONA SPLIT / アリゾナスプリット
    ミネラル/ ライトローズ  ¥22,550(税込)

履いているだけで身体が整うような心地よさ、様々なスタイルに合うデザインは、きっと毎日を快適にサポートしてくれるはず。長く愛用したくなるような、自分だけのタイムレスなフットウェアを見つけてみましょう。

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