シンプルベレーの「PLUMES」は、正統派のストレートなかぶり方がおすすめ。前髪や横髪もしまって、コンパクトにまとめたら、顔周りがすっきりして、いつもよりメイク映えもよくなるはず。前髪の生え際と、眉毛の間くらいまで深くかぶると、ベレーのシルエットもきれいに見えます。淡いカラーのワンピースと合わせて、キャメルを選べば、たちまち春らしい着こなしに。

男性が挑戦しやすいのは、直径11 インチのたっぷりとした「MAXI PLUMES」。自分の好みの方向に傾けて、シルエットの変化を楽しむことができます。左右どちらかに傾ければミリタリーな印象に。後ろに傾けて顔周りを明るく見せたり、前に傾けてつばを作ったハンチングのように見せるアレンジも。明るいアイテムのコーデの日は、黒ベレーで引き締めるのが正解。

パイピングのある「SENECIO」は、一つのベレーで二度おいしいモデル。パイピングを見せない場合は、ベレー全体を後ろ側に少し寄せて、前髪をしっかり見せると、キュートなルックスに。パイピングを見せる時は、前髪をしまっておでこをすっきり見せると、パイピング部分のブラックとクラウンのピンクとの配色がより際立ちます。

「小物はベーシックカラー派」というあなたには、グレージュがおすすめ。太フレームのメガネと合わせて小物使いで遊べば、春らしいさっぱりとしたショートヘアさんも、ボーイッシュなオシャレが即完成します。

ヴィンテージパッチを大胆に散りばめた、目を引くベレー「MILLESIME」。パッチを主役にしたいから、前髪はしまって、少しだけ前に傾けるかぶり方がおすすめです。ゴールドフレームのメガネと合わせれば知的に決まるから、いつものシャツスタイルも新鮮に見えます。

涼し気なブルーのタイダイベレー「GETARIA」は、おでこを出してさわやかに。アーバンアウトドアな雰囲気も漂うため、カジュアル派の男性にもおすすめです。春先は、肌の見える面積が多いと寒そうに見えるので、後れ毛で髪の分量を調整してみて。

ピンクの「GETARIA」は、メンズライクな着こなしに、ひと匙の甘さを足したい時に。前髪は軽やかに見えるよう、ラフに巻いて動きを出すと、親しみのある面持ちに仕上がります。

ボーダーカットソーのように、気軽にかぶれるベレーの「ACOTZ」は、アクティブにお出かけしたい日におすすめ。髪をまとめた上にラフにかぶるだけで、ぱっと明るい印象に。男女でリンクコーデに取り入れれば、まるでパリの日常の1 ページのよう。