ビルケンシュトックの歴史
BIRKENSTOCK HISTORY CHRONOLOGICAL TABLE 1774 - 2009
- 1774
- Johann Adam Birkenstockが教会の公文書に「臣王のシューマイスター」と登録される。
- 1896
- シューマイスターである、Konrad Birkenstockがフランクフルトに2軒の靴専門店をオープン。フットベッド(アインラーゲン)の製造を始める。
- 1899
- 約15年にわたり、Konrad Birkenstockは注文靴に関する自分の考えを広めるために、マイスターたちや手工業者組合を対象に専門的な講義をして回り、フットベッドの入った彼の靴のライセンス契約を締結する。ドイツ国内だけでなく、オーストリアにまで旅をする。
- 1913
- Konrad Birkenstockの長男、Carlが店に入る。整形外科医であった彼はフットベッドの進化とその医学理論付けに貢献する。
- 1915
- 戦中、Konrad Birkenstockはフランクフルトのフリードリヒスハイムの野戦病院で、負傷兵のための整形外科靴の製作に従事する。その靴と彼のシステムは医学博士に認められ、普及のための援助を受けるようになる。
- 1974
- ザンクトカタリーネンに穿孔工場を設立。
- 1978
- BOSTON(ボストン)誕生。
- 1979
- ザンクトカタリーネンに、1,000トンの最新大型穿孔機を導入した工場が設立。
- 1980
- コンピューター制御プログラムの裁断機が投入(1973年のリモデル)。同時に4型の裁断をすることが可能に。
- 1982
- 開発に3年かけ、トングサンダルが5モデル登場。
- 1983
- 「BIRKENSTOCK足の入門書(Fussfiebel)」発刊。初版36万部。日本市場上陸。
- 1984
- Alex Birkenstock入社。巨大な倉庫が完成。受注当日発送が可能になる。スペシャリティーストアより約1,400万のカタログ依頼。
- 1985
- 新しいビルケンシュトックシューズが長い試作のうえ、プログラムに導入される。新素材「Birko-Zell」がオーソペディーの市場に紹介される。
- 1986
- 新しいビルコスポーツアインラーゲンがスポーツ用、余暇用として専門店に提案される。
- 1987
- ザンクトカタリーネンを拡充し、2台目の最新穿孔機と大型倉庫を設置。ビルケンシュトックのプログラムが初めてサイズ50まで2ウィズで展開し始める。専門店用の200万部のスペシャルカタログの発行と宣伝を開始。
- 1988
- Chirstian Birkenstock入社。環境保護のため、溶剤の入っていない接着剤が製造に使用されるようになる。
- 1989
- ソールメーカーのAlsa社をコンチネンタルグループより買収。アスバッハの工場でソールとコルクフットベッドの生産を始める。
- 1990
- Stephan Birkenstock入社。環境保護を配慮したフットベッドの改良と機械の最新化が進む。
- 1991
- S.P.P設立。東西ドイツ統一直後、ビルケンシュトックはザクセン州(東独南東部)に最初に進出した企業の1つとして貢献。2011年現在、ザクセン州に3つの製造工場を持ち、450人の職を確保した。Birkenstock Boutique(従来のベーシックをコンセプトとしているサンダルに対し、エレガントかつカラフルでモダンなシリーズ)がPapillioブランドとなる。通常のサンダル同様、幅は2ウィズ展開。
※新しいフットベッド…ヒールカップを深くすることにより、ホールド力を高め、また、エッジ部分のコルクの耐久性を高めるべく、従来のフラットな形状に対し、かかと部を台形にするなどの改良や工夫がされている。
- 1992
- Birkenstockより、初めてハンドステッチの靴が登場。
- 1993
- フェテルショスに建設する新しい大規模な搬出倉庫の土木工事が始まる。Birki’s誕生。
- 1995
- コンフォートシューズブランド、Footprints創立。アスバッハに新しい大型倉庫建設。Alsa社が直接発泡材を形成する技術を開発。この技術を用いBirki´sが初めて接着剤を使わないサンダルを生産。
- 1996
- アスバッハの高棚倉庫が春に稼動を開始し、物流が大きく改善。7月にフェテルショスの新しい大規模な搬出倉庫の定礎式を行う。
- 1997
- 春にフェテルショスの新しい搬出倉庫が搬出を開始。新倉庫の規模の大きさと新しい輸送技術は革命的だった。
- 1998
- バードホネフから管理・販売部門がフェテルショスの発送施設に移転。春に伝統の小売商セミナーを再開。BETULAはオッケンフェルス城を買い取り、顧客センターに改修。10月に1万個のダンボール箱を収容できるフェテルショスのAKL(自動ダンボール箱倉庫)が稼動開始。コンピュータ制御により、1日8万足の靴の搬出入が可能になる。ALPROブランドが誕生。
- 1999
- ビルケンシュトックが創立225周年を迎える。1774年に靴職人の手づくりから生まれたビルケンシュトック社は2011年現在、世界中で靴を販売している。国際小売商セミナーがフェテルショスの顧客サービスセンターで開催され、200人を超える参加者を記録。Footprintsが製品ラインナップを拡張。トレッキング・紳士・婦人用の靴を扱うようになった。特殊開発の製法により、Birki’sが世界初の超軽量EVAクロッグの製造に成功した。フェテルショスの第2L+L発送施設建設計画が土木工事の開始により、現実へと進む。ビルケンシュトック社が、初めてインターネット上にホームページを開設。
- 2000
- Footprintsのコレクションにメトロポリタンラインが加わる。Birki’sが、接着剤を使わずにEVAのみでつくったサンダルコレクションを発表する。発送部門のために新たな自動検査システム(AKA)の設置を計画。
- 2001
- ザクセン州ベルンシュタットの生産工場S.P.P社が創立10周年を迎える。新しい自動検査システム(AKA)が完成し、1日6,000足の検査および搬出入がコンピュータ制御で実現。発注後24時間以内の納品が可能となる。
- 2002
- 品質を誇るブランド・ビルケンシュトックのBOSTON(ボストン)が、多くの人に愛用されている人気のクラシック・ブランドとして発売25周年を迎える。
- 2003
- ビルケンシュトックのARIZONA(アリゾナ)が、最も成功したサンダルモデルとして発売30周年を迎える。
- 2004
- イギリス「Drapers Award」にてビルケンシュトックが、すべての年代、人種に適した、時間と場所を選ばないデザインとして"Best Shoe of the Year"を受賞。
- 2005
- 新しいL+L物流本部がフェテルショス、ビルケンシュトックの本部隣に設置される。
- 2006
- ビルケンシュトックブランドが、シンガポールの「Cleo Fashion Award 2006」にて"Best Running Shoe"を受賞。
- 2007
- この年ビルケンシュトックブランドが、再度シンガポールの「Cleo Fashion Award 2007」にて"Best Running Shoe"を受賞。
Birkenstock Orthopädie GmbH&Co.KGの3人のオーナーであるStephen、Alex、そしてCarl Birkenstockが、長年のビジネスパートナーであるBirkenstock Distribution U.S.A (BDUSA)部門を引き継ぎ、カリフォルニアにあるBDUSA Novatoの以前の所在地にBirkenstock U.S.A, LPのオフィスを構える。
- 2008
- 2008年初頭、2007年にBirkenstock Orthopädie GmbH&Co.KGにより設立されたSAC Footwear GmbH&Co.KGが、ビルケンシュトックインソールのマーケティング部門を引き継ぐ。フェテルショスを本拠地とする。
- 2009
- 2009年春の販売のため、より広大なGörlitzの新フットベッド製造工場が生産をスタート。